地上デジタルテレビ放送では都市受信障害共聴はいらなくなるのですか?
地上デジタルテレビ放送は、受信障害に強い方式(OFDM、誤り訂正、ガードインターバルなど)を採用しているので、現行の地上アナログ放送の場合に比べ、建造物等による受信障害が大幅に解消されると見込まれています。
受信障害が改善された地域では、既存施設を利用しなくても自宅に個別受信アンテナを設置して地上デジタル放送の電波を直接受信することができます。個別の受信者宅における改善効果の程度については、立地条件などにより異なります。
一方、建造物の陰など放送の電波がしゃへいされ受信電界が弱いところなどでは個別の受信アンテナによる直接受信が難しい所もありますので、専門の工事施工業者に予め受信状況を確認しておく必要があります。
 |  |
| 従来のアナログ電波(VHF)の場合は、ビルによる遮蔽障害でアンテナ受信が困難でしたので、電波障害の原因となる建物の所有者が負担し、対策していました。 | 地上デジタル放送では、ビルの陰による遮蔽障害地域でも、他のビルの反射電波を受信することにより地上デジタル放送を受信することが出来ます。 |
◎ 現在、高層ビルや高層マンションなどの影響により、電波障害地域に指定されていた建物でも、共同アンテナやケーブルテレビの補償は打ち切られる方針です。
●池袋にある、皆様おなじみのサンシャインシティも、共聴施設を設けてビル陰になった周辺住民約1万世帯に電波を再送信している施設の一つです。
http://digisuppo.jp/index.php/subsidy/buildingshadow/p/1/
●UR都市機構が団地周辺のテレビ電波受信障害対策
http://www.ur-net.go.jp/info2009/wave/
<2011年7月24日以降>
現在、共同アンテナでアナログ電波を供給されている建物⇒×廃止
現在、ケーブルTVでアナログ電波を供給されている建物 ⇒△有料
※基本的に地デジに関しては、UHFアンテナで受信できる建物に対しては、電波障害を補償する義務はなくなります。
このように、あと1年と僅かな期間内にUHFアンテナを設置するか、ケーブルテレビで有料視聴されるかの選択をしなければテレビを見ることが出来なくなってしまいます。
少なくとも、VHFアンテナ(アナログ放送)のみ設置してある建物か、共同アンテナでテレビを視聴している建物はこの条件に当て嵌まります。
近隣の戸建やアパートの屋根上を見ていただければ解りますが、このような状況の建物はまだまだ相当な数が残っております。
このままいくと、この膨大な数の地デジ未対策物件が、僅か数ヶ月のうちに一気に押し寄せることになりますので、どのような状況になるかは容易にご判断頂けると思います。
|
|